お風呂から上がった後、髪を自然に乾かす方が多いかと思いますが、実はそれだけでは頭皮や髪の健康に良くないことがあります。
本記事では、正しいドライヤーの使用法を中心に、髪と頭皮を清潔に保つためのポイントを紹介します。
健康的な髪と清潔な頭皮環境のために、ぜひご一読ください。
なぜドライヤーが必須なのか
お風呂上がりの髪は、自然に乾かすだけでは実は清潔に保たれません。
自然乾燥で乾いたと思っていても実は水分が残ったままの状態であったり、特に髪の長い女性の方は何時間かかっても乾燥しきらないということが良くあります。
髪が濡れたままの状態で時間が経つと、頭皮の湿度が上がり、細菌やカビの繁殖に繋がります。
特に日本の湿気の多い夏の季節は、このリスクが高まります。
お風呂の後に髪が湿ったままの状態で寝ることは、当然布団や枕にも余分な湿気を含ませることに繋がりますので最悪の場合、寝具内でカビやダニが増殖し、アレルギーや様々な病気の原因になることもあります。
このような理由から、やむを得ない事情がない限り入浴後は必ずドライヤーを使用するようにしましょう。
正しいドライヤーの使い方
◇髪に適した温度で乾燥
あまり高温に設定しすぎると髪や頭皮にダメージを与えかねません。
中温で髪とドライヤーの距離に注意し、じっくりと乾かすことを心がけましょう。
また温風と冷風を交互に当てることで髪の表面のキューティクルが引き締まるため、温風と冷風を交互に当てながら乾燥させていくのも髪のダメージケアに効果的です。
◇髪の根元から風を送る
ただ毛先に風を当てているだけだとなかなか頭皮の水分は取り除くことができません。
くしなどで髪の毛を根元から梳かしながら、頭皮に近い部分から乾かすことで、髪の毛だけでなく頭皮の湿気をしっかりと取り除くことができます。
頭皮マッサージのススメ
ドライヤーで乾燥させる際、簡単な頭皮マッサージを取り入れることで、血行促進や頭皮の健康を維持することができます。
空いている手の指の腹を使って、優しく頭皮をマッサージしながら、ドライヤーの風を当てることをオススメします。
ドライヤーで髪を乾かす上での注意点
◇髪が長い方
濡れた状態の髪は非常にデリケートです。ドライヤーで乾かす前に、手で髪の毛の流れを整えたり一度コームで優しく梳かしたりしてください。
◇乾燥しやすい髪質の方
頻繁にドライヤーを使うと、髪が傷み乾燥しやすくなることがあります。
なるべく髪に優しいドライヤーを使用したり、トリートメント剤を使用したりすると良いでしょう。
まとめ
お風呂上がりの髪と頭皮のケアは、健やかな髪の成長や、清潔な頭皮環境の維持に欠かせない作業です。
ドライヤーの正しい使い方や、頭皮マッサージの方法を取り入れることで、頭皮トラブルを遠ざけ、美しい髪を保つことができます。
日常のヘアケアに、本記事のアドバイスをぜひ取り入れてみてください。