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ウエットヘッドスパで頭から泡が出るのはなぜ?【毒素?】

2023年7月5日


最近、YouTubeやTikTokなどで見かけることも多くなってきた「ヘッドスパで頭からシュワシュワと泡が出てくる」動画。
本記事ではその理由と謎について調査しました。
また、頭から泡が出てくるウエットヘッドスパにはどのような効果があるのかについてもまとめています。
ぜひ参考にご覧ください。

泡が出てくる原因は、頭の汚れではなく使用している水(炭酸)

実は動画でよく見かけるあの泡には理由があります。
それは頭の皮脂や汚れが原因ではなく(多少の影響を与えている可能性はありますが、微々たる影響です)、施術者が使用している水がきっかけで泡が出ているのです。
実は、この水はただの水ではなく、炭酸泉と呼ばれる炭酸水なのです。

この施術はお店によっても異なりますが、一般的に「炭酸ヘッドスパ」と呼ばれ、高濃度の炭酸ガスを溶け込ませた炭酸泉を使用したヘッドスパ全般を指します。

頭皮の汚れと泡の量には関係なし

頭(頭皮)からどんどん泡が出てくるのは動画映えする映像ですが、これは炭酸泉自体が発泡しているから起こるものであって、頭皮の汚れや頭の疲れとは、ほとんど関係がありません。

たしかによく考えてみればそれもそうですよね。
頭が汚れているから、あるいは疲れているから泡が出るという理論が成り立つとすれば、毎日のお風呂の際にはシャンプーを使用せずとも頭からぶくぶくと泡が出てしまうことになります。

また、お店によっては炭酸泉の他に、髪のダメージケアや頭皮洗浄のためにヘッドスパ専用の薬剤を使用して施術を行うこともありますので、その薬剤が発泡しているというケースもあります。

炭酸ヘッドスパの効果

そんな炭酸ヘッドスパですが、いくつもの効果がありますので紹介します。

・汚れや老廃物の除去
炭酸泉には頭皮に付いた落ちにくい汚れや老廃物を落とす(浮かして落としやすくする)効果があります。
頭皮の老廃物は、放置しておくと時間の経過とともに酸化して不快なニオイや痒み、フケの原因になります。
炭酸の細かい気泡によって小さい毛穴や髪の毛の汚れを落とし、普段のシャンプーだけでは落としきれない汚れが髪や頭皮から剥がれ落ちます。

これは炭酸の泡によるもので、薬剤や洗浄力の強い成分の影響ではないため、頭皮や髪にダメージを与えずしっかりと汚れを落とせるというメリットもあります。

・髪のダメージケア、ツヤ向上
髪のツヤは髪の表面に当たった光がキューティクル表面で反射する事で反射して見えます。
当然反射する光は、髪表面のキューティクルの状態によって変わってきます。
キューテクルは魚の鱗のようになっており、水分を含むと開き、乾くと閉じます。

髪が傷んでキューティクルが傷んでしまっている場合、ツヤは落ちた状態になってしまいますが、炭酸にはアストリンゼン効果と呼ばれるキューティクルをひきしめる効果があるため、開いたキューティクルを引き締め、髪の艶感が増します。

・カラーやパーマのダメージ、質感ケア
美容室のカラー剤やパーマ剤は一部酸性のものもありますが、基本的にはアルカリ性の薬剤となっています。
そのため、カラーやパーマをした後に炭酸泉をすることで、アルカリ性に傾いた毛髪を弱酸性に戻し、髪のダメージを軽減することができます。

また、洗いにくい場所や落ちにくい場所に残ってしまった薬剤もしっかりと落とすことができるので頭皮へのダメージも軽減されます。

まとめ

炭酸ヘッドスパは「炭酸泉を使ったヘッドスパ」の総称で、炭酸ガスを含んだお湯で頭皮や髪を洗浄するメニューです。

ヘッドスパの中でも「ウエットヘッドスパ」にあたるので、ほとんどの場合は美容室で提供されています。

炭酸ヘッドスパは、ドライヘッドスパと比べ、既にトラブルが起こっている状態の頭皮や髪のダメージケアに特化しているのが特徴で、美容室ならではのカラーやパーマなどと組み合わせることでそのメニューの効果を底上げする働きもあります。
美容室で受けることができるので、カットやカラーなどと一緒に体験できるのも嬉しいポイントですよね。

べたつきやフケ、ニオイなどといった頭皮のお悩みをお持ちの方は、効果的な炭酸ヘッドスパで頭皮ケアをしてみてはいかがでしょうか。

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