妊娠中は体調の変化や不安が増える時期ですね。
そんな中、癒しやリラクゼーションを求めて、ヘッドスパに興味を持つ妊婦さんも多いのではないでしょうか。
しかし、妊娠中のヘッドスパにはいくつかの注意点や危険性があると言われています。
本記事では、妊娠中の女性がヘッドスパを受ける際の危険性や、どうしても受けたい場合に必ず意識してほしい注意点について詳しく解説します。
なお、当店では利用規約にも記載の通り、安全上の観点から、心苦しいですが妊娠中の方のドライヘッドスパ施術はお断りしておりますのでご理解賜りますようお願い致します。
【PR】赤ちゃんの成長に必要な栄養たっぷり【アロベビー葉酸サプリ】
先輩ママから選ばれたNo.1ブランドのALOBABY(アロベビー)商品だから安心!
「ママのため」はもちろん、「赤ちゃんのため」を考えて開発をされた葉酸サプリ。
妊婦さんが摂るべき栄養素の必要量を1日たった4粒で満たせるだけでなく、DHAや乳酸菌など赤ちゃん発育サポート成分9種類配合!
無味無臭、コーティング済みの小型の錠剤で妊娠中も飲みやすい。
妊娠中の葉酸サプリは【アロベビー葉酸サプリ】で決まり♪
【購入はこちらから▼】
【ALOBABY(アロベビー)葉酸サプリ】
妊娠中の体調とリラクゼーションの関係
妊娠中はホルモンバランスの変化や身体の大きな変動により、さまざまな体調の変化を経験します。
むくみや頭痛、肩こりといった不快な症状が現れやすく、そのため妊娠中にリラクゼーションを求める女性も多く見受けられます。
ヘッドスパは、頭皮や髪のケアを行いながら心地良いリラクゼーションを得ることができるため、いま妊婦さんを含む多くの女性から注目されています。
また、妊娠中は、妊娠していない時と比べて必要な栄養素も大きく異なってきます。
妊娠中の女性におすすめのサプリを以下の記事でまとめていますので参考にしてください。
【妊娠中の女性におすすめのサプリまとめはこちら▼】
[clink url="https://nemurineko-h.com/health/1612/"]
妊娠中のヘッドスパの効果・メリット
妊娠中のヘッドスパでは、以下のような効果が期待されます。
◇頭皮の血行促進:
マッサージによって血流が良くなり、頭痛やめまいの緩和が期待できます。
◇リラクゼーション:
心地よい刺激がリラックス効果をもたらし、ストレスの軽減につながります。
◇髪の健康維持:
妊娠中は髪の変化も見受けられることが多く、ヘッドスパによって髪の健康を保つサポートができます。
妊娠中=ヘッドスパNGではない
基本的にヘッドスパは、妊娠中だから禁止という明確なルールや規制はありません。
例えば、妊娠中にお酒を飲むことは胎児にアルコールの影響が生じるので控えるべきだと言われていますが、ヘッドスパにおいては全員に悪い影響があるかというと、決してそうとも言えないのです。
前述したようなメリットもあり、「妊娠中に受けて良かった」という女性も一定数存在します。
しかし、妊娠中は心身ともにとてもデリケートな期間なので、何も気にせずに思う存分ヘッドスパを受けても良いかというと決してそうではありません。
妊娠中にヘッドスパを受けたことで気持ちが悪くなってしまったり、頭に不快感を感じるようになってしまうようなケースもあります。
少なくとも、ヘッドスパを受ける前に担当の病院(医師)およびヘッドスパを受けようとしている店舗の2つには必ず相談しておくのが安心です。
妊娠中のヘッドスパの危険性
妊娠中のヘッドスパの効果・メリットについて触れましたが、基本的に妊娠中のヘッドスパには注意が必要です。
少なくとも、担当のお医者さんに許可を取った上で、信用のおける医療機関等から認定を受けている、資格保有者が担当するなどといった特別な店舗でない限り、ヘッドスパ施術を受けることはおすすめできません。
妊娠中のヘッドスパがおすすめできない3つの理由
1.アロマに通経作用があるかもしれないから
ヘッドスパを受ける店舗やメニューによっては、お部屋にアロマの香りを漂わせていたり、あるいはアロマオイルを使ったりしてヘッドスパを行う場合があります。
しかし、妊娠中は嗅覚が敏感になっているため、アロマの香りで気分が悪くなる可能性があるだけでなく、香りによっては通経作用と呼ばれる月経を促す作用があることで、妊娠中、特に妊娠初期においては流産につながる恐れがあります。
一般的に通経作用があるアロマとしては、
・ラベンダー
・カモミール
・ジャスミン
・ローズマリー
・ペパーミント
・セージ
・フェンネル
・ゼラニウム
・クラリセージ
・メリッサ(レモンバーム)
など多くのアロマが挙げられます。(上記は主な一例となり、効果の弱いものまで含めると他にも挙げられます。)
2.強すぎる頭皮マッサージが母体に負担をかけるから
ドライヘッドスパでは、施術中の時間のほとんどで頭皮マッサージを行いますが、体調が変わりやすい妊娠中に頭の筋肉やツボを刺激すると、母体に負担がかかって体調を崩してしまうかもしれません。
例えば、肩と首の間には「肩井(けんせい)」というツボがあります。
肩井には子宮を収縮しやすくする作用があり、本来は難産の時に赤ちゃんが出やすくするために押すものです。
万が一、ヘッドスパの施術中に肩井を刺激してしまったら、早産・流産に繋がる恐れがあります。
他にも人間の体には数百カ所のツボがあるので、頭だけに限らず、全身に子宮の伸縮を促すツボがあるのです。
その中でも頭部には多数のツボが集まっているため、施術者が意図せずともそういったツボを刺激してしまう危険性があります。
3.長時間の仰向けは体調悪化のリスクがあるから
長時間の仰向けの体勢は胎児への血流が悪くなるリスクがあるため、適切な体位での施術が求められます。
主に妊娠中期以降~の期間において、仰向けの体勢を長時間とり続けることで子宮が下大静脈を圧迫し、心臓に戻る血液量が少なくなることで「仰臥位(ぎょうがい)低血圧症候群」と呼ばれる身体の不調につながることがあります。
仰臥位低血圧症候群の症状としては、
・脈が速くなる
・気持ちが悪くなる
・冷や汗をかく
最悪の場合、意識を失うといったことに繋がります。
Tips仰臥位低血圧症候群とは?
引用元:やました歯科医院「妊婦さんの姿勢 ~仰臥位低血圧症候群~」
それでもヘッドスパを受けたい!そんな時に必ず意識すべき注意点
まず、サロンによっては安全上の理由から妊婦さんの施術を一切受け付けていない店舗もありますので、必ず問い合わせを入れる際に「妊娠中ですが大丈夫ですか?」と確認を入れましょう。
また、妊婦さんの受け入れが可能であればどこでも良いかと言われるとそうでもなく、気になる店舗が見つかったら口コミや実績をしっかりと確認し、信頼のおける店舗を選ぶようにしましょう。
その中でも自宅やかかりつけの病院になるべく近い店舗だと、万が一の際にも安心です。
ヘッドスパの施術が始まってからも、痛みを感じる場合や体調に異変を感じた場合は遠慮せずにすぐに伝えるようにしましょう。
妊娠中にヘッドスパ以外でリフレッシュできる5つの方法
1.散歩をする
適度に身体を動かすことはストレス発散にもなり、良い気分転換になるのでおすすめです。
体調が万全であれば、公園や山、海といった自然を感じる場所へ行くのも癒し効果が高くおすすめです。
2.お風呂に入る
ぬるめのお風呂に入ることで副交感神経が活発になり、リラックスすることができます。
ただし長めに入っていると母体に負担となってしまうので、長くても10分程度、そして入浴後には必ず水分補給をするようにしましょう。
3.昼寝する
起きていると出産や産後のことを色々考えて、不安になってしまうことがあります。
そんなときには身体を温かくして昼寝をしましょう。
短い時間でも睡眠をとると、落ち込んでいた心がリフレッシュします。
実家が近くにある方は、実家に戻って家事をお任せしてゆっくりしたり、自分が赤ちゃんの頃の話を聞いたりするのも良いかもしれません。
4.家族や友人とおしゃべりする
家族や友人など、親しい人と話すことで気分転換や心の整理に繋がります。
これから生まれてくる赤ちゃんをイメージしながら、将来の夢や希望について話してみるのも良いでしょう。
5.趣味など、自分の好きなことに打ち込む
妊娠中かそうでないかを問わず、自分の好きなことに没頭するのは一番のリフレッシュです。
身体に負担をかけない程度に思い切り楽しみましょう。
まとめ
妊娠中のヘッドスパは、適切な環境・方法で行われる場合はリラクゼーション効果・リフレッシュ効果を得ることができます。
その一方、施術を受けるお店の選択や施術内容、安全性には十分な注意が必要です。
どうしてもヘッドスパを受けたいときには、マタニティ専用のコースがある・妊婦さんの受け入れ経験が豊富である、といった特徴を持ったお店から選ぶようにしましょう。
その際には他の方の口コミなども十分に参考にしてください。
施術者の経験や知識をきちんと確認し、自身の体調やニーズに合わせたケアを受けることで、安全かつ効果的にヘッドスパを楽しんでください。